治療費について

各種費用

※消費税込みの価格です。

診察料

初診料

¥22,000

診察+治療計画。1時間~1時間半。
診療情報提供書、最新の画像データ、血液一般、生化学、感染症データ(HBs抗原、HCV抗体、HTLV-1抗体、HIV抗体)を可能な範囲でご持参ください。
当院に於いて上記の血液検査を全て受けていただいた場合、検査料として¥10,000必要です。

相談料

¥11,000

診察なしの相談やご家族のみの場合。1時間。

再診料

¥5,500

エコー検査等の診察や相談のみの場合。

免疫細胞の採取料と実施料

免疫細胞療法は、材料となる白血球を採取し(AまたはB)、一定期間加工・培養する日数が必要です。(①、②、③で異なる)

免疫細胞の採取について

A:成分採血(アフェレーシス)

¥298,000 ※免疫機能検査込み

  • 成分採血装置HaemoneticsCCSを用いて白血球の一括採取(100ml)と長期冷凍保存 (マイナス80度)をします。
  • 採取したリンパ球はBeckman Flow Cytometry FC500を用いて、ヘルパーTリンパ球とキラーTリンパ球、NK細胞の比率を調べます。(免疫機能検査)
  • この採血法で採取した場合、施行可能な免疫細胞療法の回数には個人差があります。後述の①、②、③の免疫細胞治療について、①で10回程、②で最大40回、③で25回くらいが可能です。
  • B型肝炎、C型肝炎の陽性の方は別途¥22,000の加算があります。
B:都度採血

¥22,000

  • 貧血がある方や体重が40kg未満の方は、アフェレーシスができないので、注射器で30mlの採血をします。貧血が改善されたらBの成分採血を施行することができます。
  • B型肝炎、C型肝炎の陽性の方は別途¥11,000の加算があります。

免疫細胞療法の種類

① 樹状細胞ワクチン療法(7日間培養)

¥165,000/回

現在、当院で最も力を入れている治療法で、エコーガイド下でリンパ節に直接注入する方法です。 
治療及び再発予防目的で施行します。原則としてネオ抗原ペプチドを使用します。 

についての英文論文(院長筆頭論文)
論文タイトル:Lymph Nodes as Anti-Tumor Immunotherapeutic Tools: Intranodal-Tumor-Specific Antigen-Pulsed Dendritic Cell Vaccine Immunotherapy
掲載誌: Cancers 2022,14,2438.https://doi.org/10.3390/cancers14102438 


② 活性化自己リンパ球療法(14日間培養)

¥148,500/回

 CD3抗体+IL2による刺激後、活性化Tリンパ球と活性化NK細胞の2種類の免疫細胞を培養バッグにて数十億個まで増殖させ点滴で移入する従来型の細胞療法です。 

③ 樹状細胞刺激活性化自己リンパ球療法(21日間培養)

¥165,000/回

化学療法と併用になる場合や放射線治療後などの免疫が低下した状態で施行する腫瘍特異的免疫細胞療法です。樹状細胞ワクチン療法とこの治療法を交互に行うことがあります。①と同様、ネオ抗原ペプチドを使用します。 

 ※ネオ抗原ペプチド

患者さん個別のがん細胞に出現している特異的な新生抗原ペプチドです。このペプチドを作るには、ネオ抗原を特定するために正常細胞を対照検体として腫瘍組織から抽出したがん細胞の遺伝子の変異を解析します。 

遺伝子解析の費用
・腫瘍組織が新鮮組織の場合:¥386,100 
・ホルマリン固定標本の場合:¥446,600 

遺伝子変異解析の結果を基に、ネオ抗原ペプチドの合成が必要ですが、これに係る費用は患者さんによって個別に異なり平均値で¥700,000程(約10回分の治療に使用可)になります。 

支払い方法について

免疫細胞療法は、細胞培養に係る実費が治療日までに発生しますので、予定された直近のご予約1回分について前払いをお願いしております。
お支払いの方法は現金もしくは、ジェイデビット(銀行のキャッシュカード利用、利用手数料なし)、Paypay(2.2%の利用手数料加算あり)、クレジットカード(3%の利用手数料加算あり) が利用可能です。